清水 九兵衛 / KYUBEY KIYOMIZU
◆経歴
1922年 愛知県大久手町(現・名古屋市)に塚本竹十郎の三男として生まれる。
1940年 名古屋高等工業学校(現・名古屋工業大学)建築家に入学する。
1942年 名古屋高等工業学校建築科を半年繰り上げて卒業。臨徴兵として名古屋で入隊する。
1943年 幹部候補生として習志野の騎兵学校に派遣される。
1944年 加古川の戦車連隊に転属となり、暮れに沖繩に渡る。
1946年 復員。後、上京する。
1949年 東京芸術大学鋳金科に入学する。
在学中に結婚。京都の六代目清水六兵衛の養嗣子となる。
1953年 東京藝術大学鋳金科を卒業。
その後、作陶に携わり、清水洋、後、裕詞の名で陶芸作品を発表する。
1956年 彫刻への転向を志して神奈川県藤沢市の加藤顕清のアトリエに内弟子として入る。
1958年 東京芸術大学専攻科に入学して千野茂教授に師事する。
1959年 京都に帰り、叔父清水禮四朗のアトリエで塑像を続ける。
1963年 京都市立芸術大学助教授(工芸科陶磁器専攻)となる。
1967年 この年、彫刻に専心することを決意する。
1968年 京都市立芸術大学教授となる。
清水九兵衛の名を使い始める。
個展(南画廊/東京)
1969-70年 渡欧。ローマを拠点に各地を回る。
1971年 京都市立芸術大学を退職する。
個展(南画廊/東京)
1972年 個展(藤美画廊/大阪)
1974年 第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 神戸市教育委員会賞(AFFINITY-D)
個展(南画廊/東京)
1975年 第6回現代日本彫刻展(宇都宮市野外彫刻美術館)毎日新聞社賞、東京国立近代美術館賞(AFFINITY-K)
第6回中原悌二郎賞 優秀賞
1976年 第5回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 神戸市公園協会賞(AFFINITY-L)
第17回毎日芸術賞
個展(南画廊/東京)
1977年 第9回日本芸術大賞
第3回彫刻の森美術館大賞展 大賞(AFFINITYの継続)
第7回現代日本彫刻展 群馬県立近代美術館賞(樹と四つの立方体)
個展(カサハラ画廊/大阪)
個展(桜画廊/名古屋)
1978年 第5回長野市野外彫刻賞
第6回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 神奈川県立近代美術館賞(BELT)
1979年 第1回ヘンリー・ムア大賞展(箱根・彫刻の森美術館)優秀賞(BELT-II)
第8回現代日本彫刻展 宇部興産賞(WIG-A)
1980年 第7回神戸須磨離宮公園現代彫刻展 大賞(POTECTOR-I)
個展(カサハラ画廊/大阪)
個展(フジテレビギャラリー/東京)
1982年 個展(フジテレビギャラリー/東京)
個展(カイザー・センター・アート・ギャラリー、第12回国際彫刻会議/アメリカ カリフォルニア州・オークランド)
個展(京都府立文化芸術会館/京都)
1984年 個展(フジテレビギャラリー/東京)
1985年 第10回吉田五十八賞 建築関連美術の部(三井海上火災株式会社東京本社ビルに設置した「朱竜」に対し)
1986年 個展(大雅堂/京都)
個展(FIAC/グランパレ パリ)
個展(ICAF/ロサンゼルス)
1987年 個展(フジテレビギャラリー/東京)
個展 写真展(フォトインターフォーム/大阪)
1988年 京都府文化功労賞
個展(リチャード・グレイ・ギャラリー/シカゴ)
個展(桜画廊/名古屋)
1989年 個展(フジテレビギャラリー/東京)
1990年 紫綬褒章受賞
京都市文化功労者の称号を受ける。
1991年 京都造形芸術大学彫刻科教授となる。
個展 朝日新聞社主催(京阪ギャラリー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス・守口)
個展(佐谷画廊/東京)
個展(芦屋市美術博物館/芦屋)
1992年 個展(三重県立美術館/津)
1993年 個展(ギャラリーなかむら/京都)
個展 写真展(ギャラリー三条/京都)
個展(佐谷画廊/東京)
1994年 個展(HASEKOギャラリー/東京)
個展(栃木県総合文化センター/宇都宮)
個展(原画廊/水戸)
個展(フジテレビギャラリー/東京)
1995年 京都府特別文化功労賞
個展(国立国際美術館/大阪)
1996年 個展(フジテレビギャラリー/東京)