《華朋》-池坊 月刊誌『華道』の表紙絵を飾った四人展- 岩田壮平 森田りえ子 田中裕子 山﨑鈴子

■作品紹介

岩田壮平「」

森田りえ子「岸辺の百合」6号F


田中裕子「照紅葉」6号F

池に落ちる色とりどりの紅葉。青空の映える水面に、風に吹かれながら流れる様が愛らしく思えたので「秋の絵」として描かせていただきました。

2回目となります華朋展。四季の美しさに想いを馳せながら4枚の絵を描かせていただきました。ご高覧いただけましたら幸いでございます。(田中裕子)

山﨑鈴子「季節のリレー-冬-」8号M

「季節のリレー」と題し、花々が次の季節に繋がっていくように描き、二つの春夏秋冬を表現しています。次の季節が垣間見える風景は、花器をイメージしているため、全てに水を描出しました。

花は季節が訪れるから咲くのではなく、咲いていない季節こそ重要な意味を持っています。この期間にじっくり土に馴染み、しっかり根を張ることで美しい花を咲かせます。そんな花々への敬意を作品に込めました。(山﨑鈴子)


■会期

2025年4月10日(木)~20日(日) 10:00~18:00(会期中無休)

大雅堂1・2F展示室

 

作家在廊予定:未定

ごあいさつ

花の香り満ちるこの季節に、第2回目となる『華朋』展を開催させていただく運びとなりましたこと、心より嬉しく思います。

この展覧会は「華道家元池坊」が会員向け月刊誌『華道』の表紙を担当した日本画家4名によるグループ展です。

次期家元 池坊専好様より、「花の美しさを想う」という意味が込められ命名いただきました『華朋』。

花への思いも表現方法も異なる4名が織りなすそれぞれの春夏秋冬をどうぞお楽しみください。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。


■展覧会風景