e・g・g・o0020 中村貴弥「薄明の塔」
◆会期
2011年2月18日(金)~3月2日(水) 10:00~18:00(会期中無休)
◆展示内容
大作1点、中作3点、小品5点程度
今回の展示は、「薄明の塔」からストーリーが始まり、「太陽の森」「月の森」と3つの会場で構成されている。支持体にはガラスを用いて新しい手法で現実と非現実の境界を消失できればと思っている。
<作家より展覧会へ向けて>
向こうに知らない人が立っている。しかし、それはいつも見慣れた風景だ。不思議な感覚とほんの少しの違和感を覚えながら、その奥に吸い込まれる様に手を伸ばした。しかし、それはただの鏡面であった。
今の感覚は何だったんだろう。神秘的で心地よい違和感は安心感へと変わった。
それから鏡やガラスに絵を描くグラスペインティングシリーズが始まった。
■プロフィール
1982年 京都に生まれる
2004年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業
ニューヨークに10日間の滞在 千住博氏のアトリエ訪問
2005年 千住博氏に師事 ニューヨークのアトリエにてアシスタントをしながら制作
2012年 京都造形造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了
千住博氏に師事、京都にて活動中
■受賞歴等
2010年 第6回「美術学生展 in NY 2010」イセ・カルチュラルファンデーション賞受賞
2015年 松蔭芸術賞
■個展・グループ展等
2005年 日・独芸術交流展(ドイツ)
2007年 International Arts Movement Silent Auction(アメリカ)
2011年 e・g・g・o0020 中村貴弥 「薄明の塔」(大雅堂/京都)
その他多数
■コレクション
Schloss Mitsuko(ドイツ)