ART FAIR TOKYO 2025

■会期

2025年3月6日(木)~3月9日(日)11:00〜19:00

※6日(木)は招待制、最終日9日(日)は17:00まで

 

■会場

東京国際フォーラム ギャラリーズL ブースNo:L003

 

▪️出展作家

赤松晃年/諫山宝樹/清水宏章/髙崎洋祐/山本真澄 

 

お問い合わせはこちらよりご連絡下さい。

■作品・作家紹介

「川越の桜風景」1167×910mm

日本のギャル文化やオタクカルチャーを研究し、「カワイイ」を作品化するアーティスト。

赤松 晃年

Akamatsu Akitoshi

2023年のGINZASIX FOAM CONTEMPORARYでの個展をきっかけに新しい風景を探し、写真を撮影してきました。その風景を絵の背景として、画面に合う女の子の絵を描く、または、逆に女の子に合う背景を探して作画をする感じで制作を続けています。それからの制作は、描く風景のイメージ画像をインスタグラムに投稿して、それを背景に絵を描いておりました。

 

1977年 北海道札幌市生まれ

2004年 創形美術学校研究科 卒業

2007年 M r.アトリエ 勤務

2023年『赤松晃年 新しい風景』(GINZASIX 6F FOAM CONTEMPORARY/東京

2024年 ART FAIR TOKYO(国際フォーラム/東京)



「談笑」8号F

伝統衣装の着物を纏う、

表情豊かな女性を描く日本画家。

諫山 宝樹

Isayama Tamaju

私は東洋古来からの、特に日本が育んできた無駄の無い線表現に敬意をもって女性像や童子画を描いております。そして京都に身を置きながら様々勉強させていただく日々です。近ごろ尊敬する舞妓さんを描かせていただける機会に恵まれることが多く、今回はその新作を展示させていただける機会を頂戴しまして心より嬉しく、感謝申し上げます。まだまだ拙い作品ばかりではございますが、是非ご高覧賜れましたら幸いです。

 

1980年 大阪府生まれ

2003年 京都市立芸術大学日本画専攻 卒業

2005年 同大学院保存修復専攻 修了

2024年 NHK大河ドラマ『光る君へ』衣装人物画 担当

2025年 八坂神社新年干支大絵馬 奉納( ‘21年〜)



「shell of the living thing」158×144×H144mm

江戸時代中期以来の清水焼を受け継ぎ、

伝統と革新の二面性を持つ陶芸家。

清水 宏章

Kiyomizu Hiroaki

身の回りのものを抽象化して、硬い殻を持った架空の生命体を制作しています。私自身の人生の中のキーワードは「解放」だと思っていて、内側から外側に出てくるエネルギーを表現したいと思っています。また、日本古来からある考え方である「八百万の神」という考え方にも影響を受けています。これは寺社仏閣が身の回りにある京都という土地で育った事が影響していると思っています。

 

2015年 京都府立陶工専門校 卒業

2016年 京都市立産業技術研究所 卒業

2022年 清水宏章展『朱』(千葉市美術館)・『朱乱』『朱壺』収蔵(千葉市美術館)

2024年 信楽陶芸の森 レジデンス(滋賀県立陶芸の森)



右《Duality theory-帝釈天-》W520×D520×H1170mm

左《Duality theory-梵天-》W620×D500×H1170mm

仏教美術を現代的に解釈し、

艶やかな女性像に転換させる木彫刻家。

髙崎 洋祐

Takasaki Yosuke

私は、仏様にも八百万の神様にも同じように手を合わせて拝む、日本人特有の大らかな信仰心に興味を惹かれる。詫びる心を文化へと昇華させたり、栄華を誇ったものがやがて寂れてゆく中に独特の哀愁を見出したりする感覚。そして、移ろいゆくものに心惹かれ、いつもどこかに無常感を感じていること、これらは日本文化を形作る重要な要素だと感じている。私自身、こうした日本文化の深層に触れ、それを自分なりに解釈するため、歴史や伝統と現代性を掛け合わせる表現を試みている。この試みが、いつの日か日本文化の一端を担えるものとなればと願っている。

 

1987年 大阪府生まれ

2012年 金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻 卒業

2022年 日本芸術協会奨学金(公益財団法人日本芸術協会)(’23、’24年)

2023年 ART TAIPEI 2023(Taipei WTC)

    ART FAIR TOKYO(国際フォーラム/東京)(’24年) 



「物思ふ」4号S

民族衣装を纏う子供達、

文化が交差する世界を表現する日本画家。

山本 真澄

Yamamoto Masumi

太古の昔から人々は祈りと共にありました。他者を想い、平和や安寧を願い、自然への感謝を伝える行為でもあります。目には見えないものへの畏敬の念は、世界中で様々な形で表現されており、その形は国や宗教で違いはあれど、人間の尊い普遍的な思いの一つです。作品の子供達は私の心の中の神様たちです。文化として残る世界各地の祈りの形を組み合わせ、争いのない平和を願う一つの祈りの世界を表現したいと思っています。

 

1985年 岐阜県生まれ

2010年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース 卒業(現:京都芸術大学)

2019年 京都日本画新展 大賞

2023年 山本真澄個展 同じ空の下(Neptune Gallery/台北)

    Kyoto Art for Tomorrow 2023 京都府新鋭選抜展 最優秀賞



■展覧会風景